ベンチプレスって必要?

「ベンチプレスはレスリングで強くなるために必要か?」

 

レスリング・組み技格闘技の筋力トレーニングで、昔から良く議論になりますね。

 

●ベンチプレスは押す力を鍛えるためのトレーニングだから、引きつけが重要なレスリングには関係ないし、見せかけの筋肉をつくるものだという否定派。

 

一方、

 

●ベンチプレスで鍛えられる大胸筋、三角筋、上腕三頭筋もレスリングの競技には重要だから、しっかりやる必要があるという肯定派。

 

一体どっちなのでしょう。

 

今回はベンチプレスと、レスリング、組み技格闘技の相関性について、実践的な視線で考えてみます。

 

ベンチプレスで鍛えられる筋肉は、主に大胸筋、三角筋全部、上腕三頭筋。

 

上半身裸になった時に見ると、パッと目立つ部分の表側の筋肉が中心に鍛えられます。

 

それなので、見た目が良くなるし一般的に好まれるトレーニングですね。

 

しかし、これらの押す動作の筋肉群が、競技中にどれだけ力を発揮するかと言うのを考えてみると

 

実際には、技がかかる瞬間というのはあまり使われていないんですよね。

 

技をかける瞬間というのは、必ず、上半身の動きは相手の身体のどこかを引きつけてしっかり極めていることがほとんどです。

 

過去の名選手の中には、ベンチプレスの挙上重量がそこまで高くない人も多いです。

 

“レスリングでは引き付ける力が大事で、上半身で押す力はあまり必要としない。”

 

これが、ベンチプレス否定派の意見ですが、本当にベンチプレスのトレーニングは必要ないのでしょうか?

 

また、ベンチプレスで鍛えられる筋肉群の強化は強くなるために必要ないのでしょうか?

 

結論から言うと、ベンチプレスは確かに直接的に競技パフォーマンスの出力アップやパワーアップは望めないとしても、しっかりと以下の目的を持って取り組めばパフォーマンスの向上に大きな成果を上げることができます。

 

1、身体を大きくするために他のビック3とともに取り入れる。

大幅に増量する必要がある場合、筋力トレーニングで筋肉を大きくするのが効果的なのは明らかです。

 

全体的に身体の筋肉を大きくすることが必要なため、バランス良く前側も後ろ側も大きく強くすることが大事です。

 

 

2、怪我の予防、当たり負けしない身体にするために取り入れる。

大胸筋や三角筋、上腕三頭筋は直接的に技をかける瞬間にそこまで使いませんが、弱くていいわけがないです。怪我の予防やバランスということを考えると強化されているに越したことないです。

 

3、技をかけやすくするためにしっかり鍛える

相手に組み手でプレッシャーをかけたり、防御の場面では押す力、筋肉群はかなり使うので、技をかける瞬間に、より引き付けの動作や全身のパワーを生かすためにも強化しておく必要があります。

 

また、挙上重量をアップさせていくことで精神的な効能が期待できる部分も利点です。

 

以上のことをしっかり頭に入れて取り組めば、競技パフォーマンスをアップさせるために、ベンチプレスは大いに役立ちことが出来ますね。

 

今まであまりやってこなかったという人も、目的を明確にし背中のトレーニングとともに正しいフォームで取り組んでみましょう。

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