体幹、体幹っていったい何が重要なのか?

 

“体幹を強くする!”

 

“体幹が強くないとダメ!”

 

など、今まで競技パフォーマンスをアップさせるための体幹の重要性について、さんざん耳にしてきたことがあると思います。

 

●でも体幹って、いったい一体どこの筋肉を鍛えたらいいんだろう?

 

●一体どの部分の筋肉が重要か?

 

と、今さらながら疑問に思いませんか?

 

また、体幹トレーニングなどにチャレンジしても一体どれだけの人が強い体幹を手に入れることができたでしょうか?

 

今の時代よく耳にするようになった体幹について漠然ととらえている人が多いと思うので、今回は体幹について書いてみます。

 

あらためてご説明すると体幹と呼ばれる部分、すなわち四肢を除いた身体の胴体の部分というのは、実際様々な筋肉で成り立っています。

 

したがって大胸筋など胸の筋肉や、腹筋も体幹を構成している筋肉群だし、広背筋と呼ばれる逆三角形の体型を作る背中の筋肉群も含まれます。

 

そういった様々な筋肉の中でも、特に重要な筋肉が

 

“背骨を支える脊柱起立筋と、背骨と大腿骨をつなぐ大腰筋。”

 

脊柱起立筋とは、いわゆる背筋と呼ばれる首から腰に掛かけて走る長い筋肉と、大腰筋とは身体のコアと呼ばれる股関節の中にあるなかなか見えない筋肉です。

 

しかしレスリングや柔道・グラップリングなどの組み技格闘技においてこれらの筋肉はとても重要です。

 

競技中のイメージとして、この脊柱起立筋、大腰筋が強いとまず相手と組み合った時に相手に動かされず身体が安定します。

 

 

体幹が安定することは、自分の身体が安定しているということ。

 

言わばバランスの崩し合いである組み技格闘技では生命線とも言えます。

 

すなわち

 

  • お互いのせめぎ合いの中でも余裕をもって技をかけられる。

 

  • 相手に頭を落とされても崩されない。

 

  • 身体が安定するので無駄な力が入らない。

 

  • 相手にタックルした時、身体の軸がぶれないので潰さない。

 

  • 投げ技に入った時、大きな巻き込みエネルギーを作れるので、投げが強烈になる。

 

  • 抑え込みの時、安定して動かされずにがっちり抑え込める。

 

  • 相手に動かされにくくなるので、スタミナが上がる。

 

 

という相手に勝つために有利な技術展開に持っていくために、極めて重要な体力要素です。

 

しかしながらここの筋肉は表立って見えにくい部分なので、発達の具合が分かりにくい部分でもあります。

 

一般的に全体的に筋肉量の多い選手は、これらの筋肉も発達している場合が多く力強い。(中には必ずしもそうでない選手もいますが。)

 

逆にパッと見、細くても力負けしない選手や強い選手は、例外なくここの部分が強いです。

 

何で線が細いのに当たり負けや力負けしないんだろうというのには理由があったんですね。

 

詰まったマッチョ系でもすらりと細い体型でもそれぞれ戦い方や技術体系が異なり、いろんな勝ちパターンが出てくるのは当然ですが、体幹の強さはどんなスタイルでも勝つためには必須の要素です。

 

強さに必要なフィジカルの要素として、強い体幹を作る脊柱起立筋と大腰筋の強化は外せませんね。

 

これらの筋肉の効果的な強化方法については次回お話しします。

 

 

 

 

 

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