技をかける瞬間には必ず相手の身体の一部分を引きつける動作を行うので、引き付ける筋肉の強化はかかせませんが、一体どんなトレーニングが有効でしょうか?
引き付けの強化として、昔から取り入れられている懸垂やロープ登りを漠然とやっていませんか?
でもなかなか引きつけが強くならずに思うように技がかからなかったり、相手と組み合った瞬間力負けしてしまった経験はありませんか?
その他にも、引く力を鍛えるラットプルダウンや、ケーブルロープリーなどのマシントレーニングや、バーベルを使ったベントオーバーロウイングなどの種目に取り組んでいたとして、実際に効果を感じていますか?
効果を感じていないのなら、見つめなおす必要がありますが、やり方を変えるだけで大きな成果を出すことが出来ますよ。
その中でも今回は懸垂(チンニング)について注目してみましょう!
懸垂は昔からよく取り入れられているトレーニングで、レスリングには必須とも言える種目です。
ただほとんどの人が懸垂を正しい動作とリズムで行うことができておらず、なんとなくやっていることが多いのが残念です。
⚫︎何のための懸垂か?
⚫︎引きつける筋肉の動きを理解し、正しい動作でやっているか?
⚫︎正しい動作とは何か?
これらのことに着目し、ちゃんとした動作で取り組むだけで、組み負けせず、クラッチが強くなり、技がかかる瞬間の極めが大幅に上がります。
次回は懸垂のやり方について詳しくご説明いたします。
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