走ると強くなれるのか!?

“たくさん走ると強くなるのか!?”

“速く走れるようになると強くなるのか!?”

“走れないと強くならないのか!?”

 

強くなるための体力作りとして、とにかくランニングを重視する指導者もいますが、今回はランニングと競技パフォーマンスの相関性について書きたいと思います。

 

昔からレスリングの朝練習や合宿でのトレーニングでは、ランニングは必然的に行われていますね。

 

しかしランニングは苦しい、キツいという思いを一度は経験したことはないでしょうか?

 

その理由として、

 

「ランニングが速くなるのと、強くなることとは果たして関係があるのか!?」

 

という半信半疑の思いを持ちながら取り組んでいるからだと思います!

 

結論から言うと、

 

ランニングは正確なフォーム、リズムと目的意識を持って取り組めば、

 

レスラーのコンディション調整、パフォーマンスアップに非常に有効!

 

です。

 

まずランニングの効果として

 

1、スピードアップ

2、脚が動くようになる。

3、スタミナアップ

 

が主に期待されることなのはお分かりかと思いますが、

 

それ以外にも重要な以下の点も意識すると断然と成果が違ってきます。

 

①重心移動

②筋肉の良いリズム(弛緩→伸長→短縮)

 

それぞれ順を追って説明すると

 

①の重心移動については人間そもそも二足歩行で生活しています。

 

競技の場面でも下半身の動きは大事なのは明らかですが、

 

「なぜ大事なのか?」

「どこを意識すると良いのか?」

 

改めて考えると上手く言葉に表すのが大変ですよね?

 

下半身の動きで今まで多くの人が気付いてないけど意識したい大事なこととは、

 

ズバリ、重心移動です。

 

ランニングの動作では、単に脚を動かして走るというより、重心移動を意識する事が大切なのはご存知ですか?

 

走るという動作は表現を変えると、

 

“自分の重心を目的地に向かって速く移動する事”

 

です。

 

したがって、より速く重心を移動させるためには、走り方、フォームが大事になってきます。

 

簡単に言うとランニングは重心を前方に水平移動させて身体を進める作業なので、重心が垂直に移動したら移動時間が長くなり、当然ながらスピードが遅くなります。

 

それに脚で蹴るという動作を意識してしまうと、重心移動というより、脚の筋トレになってしまいますね。

 

「速く走れない割に脚がやたらと張る。」

 

このような経験はないですか?

 

ですので、短距離走などでは、スタート時には前傾して倒れそうになるところを足を前に着地させ、重心を次々に拾って進んでいくことが速く走るためには必要となります。

 

競技の場面でもキレのある動きや技を出すためには、この重心移動をいかに上手く速く出来るかが重要になってきます。

 

実際に得点能力の高い選手というのは、この重心移動がすごい上手いですね。

 

良い動きというのは、重心移動がスムーズです。

 

イメージとしては重心(腰からお尻にかけての部分)を

 

いかに無駄なく目的とする方向(水平、垂直、回転)移動させるか?

 

ランニングでも重心移動を意識して、

 

“重心移動がよりスムーズに速く出来るように整えるトレーニング”

 

という位置付けにするのも面白いですね。

 

②の筋肉の弛緩→伸長→短縮のリズムですが、重心移動と合わせて意識したい部分です。

 

スムーズに速く走るためには重心移動とともに筋肉の弛緩(緩み)→伸長(伸ばし)→短縮(収縮)のリズムが良くないといけません。

 

簡単に説明すると、

 

決して力まず、地面に足の裏が接地した瞬間に力感がなくキュッキュッと筋肉を軽く締める感覚で、前方に進んでいくイメージです。

 

力んでしまうと重心移動が上手く進まず、極端にスピードが落ちるし、すぐにスタミナが切れてしまいますね。

 

そしてこの良いリズムが出来るようになると、ランニングをやった後に身体がほぐれて非常に軽くなった感覚が掴めます。

 

筋肉のほぐれは、動物的な反射的なスピードのある動きには絶対必要です。

 

仮にランニングをやった後に極端に動きが悪くなる場合、フォームやリズムを修正する必要があります。

 

もちろん、しっかり追い込んだ場合は一時的に疲労感がありますが、良いリズムとフォームで行えば確実に動きにキレが出るようになりますよ。

 

今までどうもランニングに対する意識が低かった選手も今一度意識を変えて、この普遍的なトレーニングに取り組んでみてはいかがでしょうか?

 

モチベーションも上がるし、コンディショニング、パフォーマンスアップに大きな役割を果たすトレーニングになりますよ!

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