ロープ地獄で強くなる!?

レスリング経験者なら一度は経験したことのあるロープ登り。

 

レスリングで必要な引き付けを強くするための普遍的なトレーニングです。

 

でもまだ慣れていない頃は、手の皮が剥がれたり痛い思いをしてしまいますね。

 

綱登り用ロープは学校施設の体育館やトレーニング場にはだいたいあるので、私も学生時代はよくやっていました。

 

あと、罰ゲームや居残り練習などでもやらされた経験はないでしょうか?

 

いわゆるロープ地獄!!

 

とてつもない量のノルマを達成するために延々と登らされる。

 

このようなロープ地獄もなぜか下の世代に受け継がれていきますが(笑)なぜなんでしょう?

 

今回はロープ地獄について、強くなるために本当に必要なのか?

 

しっかり書きたいと思います。

 

ロープ登りで鍛えられる筋力は広背筋などの背中の筋肉と上腕二頭筋や前腕部分を使っての引き付けです。

 

レスリングにとって引き付けはあらゆる場面で重要なので、今更説明する必要はありませんが、延々とノルマをこなすために繰り返しロープを登ることが果たして良いのか?

 

これがわからない部分なので地獄に感じるでしょう。

 

例えばいつも10本ぐらい登っているとして、20本〜30本ぐらい通常の倍以上の量を登ることにより当然引き付けの筋力だけでなく、筋持久力をアップさせることが出来ます。

 

また、握力を鍛えるためには、出来るだけ握りっぱなしで力を発揮するトレーニングが必要ですので、同時に前腕部分で握る筋力と筋持久力も鍛えられます。

 

あと、まだ身体が出来ていない選手などは量をやりこむことにより、しっかりと引き付けの力や筋肉を形作るという効果もあります。

 

ただ、通常の倍の量をいきなりやることにより身体がびっくりしてしまいますが、成長するためには、たまには違う刺激を味わせることも必要です。

 

結果的に実戦の場面では、

 

“引き付けが強化され、相手により力が伝わりやすくなり、腕も張らなくなる。”

 

あらためて説明すると

 

大きなパワーを生み出すには、身体の根幹部分からパワーを生み出して末端部分に伝えることが大事ですが、技をかける際には相手に伝えるのに手を必ず使うので、末端である前腕部分がしっかり鍛えられているにこしたこはありません。

 

組手争い、バランスの崩し、タックル、投げ、差し手争いなど、前腕から上腕にかけて腕の筋肉は常に大忙しです。

 

したがって体幹部分や下半身、背中とともに前腕部分や上腕が張らずにしっかり動くように鍛えられていることが必要なので、たまには数をいつも以上にこなして限界にチャレンジするのも良いでしょう。

 

それに必死に10本しか登れないより、何倍も登れるほうが当然身体能力が高くなります。

 

イメージとしては、チンパンジーのように軽々登れるようになりたいですね。

 

同じトレーニングでも必死に筋力で上がるより、筋力は身につけた上でスピードトレーニングや筋持久力のトレーニングとなるようレベルアップさせたほうがよいのは良いのは明白です。

 

過去に地獄を乗り越えてきた人は、以上のような成果を体感しているので言語化はうまく出来なくとも下の世代に継承しているのでしょう。

 

訳も分からず取り組むのはただただ苦行ですが。。。

 

私も今はロープではないけど、たまに懸垂を200回ぐらいのノルマを決めて取り組むことがあります。

 

もちろん背中から腕にかけてパンパンになりますが、非常に効果を感じています。

 

“人間離れしたチンパンジーのような身体能力を身につけるために。”

 

たまには時間を決めて20本、30本チャレンジしてみましょう!

 

決して地獄ではなく、強くなるための身体能力をアップさせるためのチャレンジと捉えて、限界にチャレンジしてみるのも良いですよ。

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